《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー62ー
誰でも新しいことに挑戦する時には”緊張”する。
この状況は、
行動心理学上から考えると、
自分の身を守るための「自己防衛本能」というものが働くから。
この「本能」は、
原始時代に狩りをしながら生きていた時の、
私達に受け継がれてきたDNAがそうさせている。
今まで行ったことも無い森の奥の奥とか、
果てしなく続く暗闇の洞窟の中を進まなくてはいけない時、
『その先には何が待ち構えているのだろうか?』
これは誰にでも起こる心理現象だ。
はじめての仕事に挑戦す時など、
『自分にやれるだろうか?』
『これで良いのだろうか?』
簡単な作業一つとっても不安になり”緊張”が襲ってくる。
こんな時、
心の中で、
多くの人が、
『やっぱり無理かなぁ~』
『やめといた方が無難かなぁ~』と、
そこで一瞬、
足がすくむように止まってしまう。
でもそんな必要はない。
だって誰でもがそういう経験をしてきているのだから、
そんな時は、
『俺はいまかなり”緊張”しているなぁ~』
『これが”緊張”というものなんだぁ~』
『こんな気分になるのかぁ~』・・・・と、
その状況をゆっくりと味わうくらいでちょうどよい。
奥深い森の中での狩りは、
最初は怖くて”緊張”しても、
やがて、
時間と経験がそれを和らげていってくれる。
大切なことは「恐れず”やる!”」という意識を強く持つコトだ。