《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー50ー
自分にとって嫌な出来事や辛い出来事が起こると、
多く人は、
『なんで自分がこんな目に合わなきゃならないの?』と、
無意識のうちに、
身近な誰かの中から、
”自分をこんな「感情」に追い込んだ相手”を探し出そうと、
それはまるで”犯人捜し”のように躍起になる。
いつもヒステリックに感情的な物言いをする上司が悪い。
思いやりの無さを感じるあいつが悪い。
言ったことを正しく受け取れない部下が悪い。
こうして私達は、
”誰かのせい”にすることで、
なんとなく目の前の問題の半分は、
”自分の中で解決した”と勘違いを始める。
それが始めると、
次は”犯人”に対する罰則だ。
『あんな奴は地方に飛ばしてやる』
『あんな上司は降格だ』
でも、
結局のところこういう人は、
”犯人”を捕らえて見ても、
「自分自身の周りは何一つ変わっていない」という、
重要なことに気付けないまま、
また同じような経験が待つところに向かうしかない。