《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー31ー
私のセミナーの中に、
「コミットメント(誓約)」というカリキュラムがある。
これは「自分に対するコミットメント」なのだが、
よくここで、
『私は今日から会社の為に無我夢中で頑張ります』とか、
『自分より周囲の喜びを優先していきたいと思います』
『毎日、”誰かのお役に立つコト”を心がけていきます』
こういう言葉は耳には心地よいかもしれないが、
そこには具体的な中身というものが見えてこない。
それに、
”頑張ります”とか、
”・・・・いきたいと思います”とか、
”心がけていきます”といったような言葉を使う人は、
継続性が低く”心が折れやすい”。
「目的」を高いところに掲げることは悪いことではないが、
それがあまりに現実とかけ離れていくと、
人はそのギャップに苦しむことになる。
何事も山登りと同じ。
最初っから山頂のゴールを見据え、
その一点だけを見据えて昇る人はいない。
いつも目線は「自分の足元」であって、
ずっと頂き見据えて歩いていたら躓くだけだ。
「ポジティブ思考」を推奨する本などには、
”出来ない”
”やらない”・・・・ということを、
それは”良くないコト”と捉えるものが多いが、
人生には「やれないこと」もある。
この「原理原則」を忘れるとそこに歪みが生じ、
それがストレスとなり悩みとなってはね返って来る。