《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”心”を「風」のごとく!」 ー24ー
私が若い頃の企業内研修と言えば、
「いつも前向きにポジティブ精神を忘れずに!」
「いつも明るく元気よくそれが周囲の人をも明るくする」
まるで絶対に切れることなどないソーラー電池精神を叩きこまれてきたけど、
昨日のブログでもお話ししたが人にはいろいろなタイプがある。
人の「心の”在り方”」も複雑で、
悩みの種類も人それぞれに存在する。
それを、
「ポジティブ精神で!」と一つの型にはめ込もうとすれば、
そこには必ず”無理”が生じる。
「ポジティブ思考」に向いている人というのは、
柔軟性があって自己肯定感がある程度高く、
少し考え方を変えるキッカケさえ与えれば、
後は自分の心の調整だけでどんどんと舵をとれる人。
逆にそういうスタイルに向いていない人もいる。
事に当たって真面目過ぎるがあまり、
「こうやるべき」という、
ルールとか手順を踏んでいかないと前に進めない人。
いまの時代の管理職は、
こうした部下の一人ひとりのカラーもしっかりと把握して、
それぞれに適したマネージメントが求められている。
言い換えるなら、
部下を育成する立場にある管理職は、
部下よりもまず、
自分自身が「しなやかな柔軟性」を身に付けなくてはならない。