第4,842号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」   ー110

 

誰かに自分の言動を批判されたり、
思わず誰かが自分に愚痴を零してくると、
私達は多くの場合、
そういう言葉を嫌がり避けていこうとしがちだが・・・・。
ある会社さんの研修で、
社長さんも受講されている中、
『さぁ~!〇〇社長の”問題点”を書き出してください』という言葉を投げかけた。
すると・・・・、
まったくペンが進まずに固まってしまう人がいる(結構いる)。
この世に完璧な人など存在しないのだから、
その社長さんにだっていろいろ”問題点”はあるはずなのに・・。
こういう人はまず社長さんに対する「信頼」は薄い。
『こんなこと書いたら後で何と言われるか?』
『社長が怒ったりしたらどうしよう?』
そういう自己保身があるから・・・・社長の問題点が出せない。

つまり、
批判愚痴本音で語る人というのは
それを伝える相手を信頼しているということ。

茶道には「」という言葉があるそうだ。
これは「全てをさらけ出して隠すところが無い」という意味で、
茶室に通じる庭先の道は「露地ろち)」と呼ぶそうだ。

誰かの口から直接向けられる批判愚痴は、
露わな裸の心が言わせる相手への信頼の証」かもしれない。
ここで気を付けなくてはいけないのは、
直接向ける」と「いう点だ。
誰かに誰かの愚痴を漏らす”のとは、
根本的に大違いであることは知っておかなくてはならない。
人間関係の”心配事”を無くしていくには、
自分自身が「露地を歩いていくことだ。

 

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