《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー109ー
家族関係で”子”の次に控えるのが「夫婦関係」だ。
こちらは元々、
血のつながりすらない、
”他人”との「関係性」を築かなくてはならない。
大切なことはまず「相手」の存在を尊重することから。
夫が働いているから妻は食べていけ、
妻がいるから夫は外で働けている。
今の時代は子供を残し(預け)て共働きも増えているが、
これも昔の共働きの環境条件とはだいぶ異なる。
自分達の「目標」があって、
そういう生活スタイルをしているのであればなおさら、
それぞれの、
コミュニケーションを重んじて過ごさなくてはならない。
家に帰っても、
子供も含め、
家族それぞれがスマフォ片手に会話の無い空間で過ごす風景は、
どこか殺伐とした感覚を感じるのは私の年齢のせいだろうか?
いや私と同年代の中にもいる。
時間を重ねるごとに奥さんとの会話は減り、
いつの間にか”「風呂・飯・寝る」の3語”だけ・・・・。
チョッとしたことで言い争いになると、
夫の口からは『誰の陰で食っていけてると思ってるんだぁ~』。
妻の口からは『・・・・・・・・・・』ジルチ(無視)の攻撃。
こうなると、
「関係性」どころか夫婦という”関係”すら危ぶまれてくる。
『いつも綺麗だねぇ~』などと歯の浮くような言葉は不要だが、
せめて、
『お風呂湧きましたよぉ~』
『ご飯できましたよぉ~』と声をかけてくれたら『有難う!』くらいは言えるようにならないと・・・。