《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場を100倍楽しくするには?」 -19-
今年の4月に、
4社の顧問先の入社式で同じことを話させていただいた。
新入社員が読み上げる決意発表の多くには、
『会社のために一日でも早く役立つ人間に・・・・』という文言が出てくる。
私は、
毎年、
『この言葉は撤回しなさい!』とチョッピリキツメにいう。
”仕事”というのは、
会社のために取組んだり、
自分の評価を上げて
収入を増やすために取組むものではないということ。
一言でいうなら、
《”仕事”は「武道」なり!》
武道は、
相手に勝つことより、
自らを鍛えるために存在する。
誰かの役に立とうとかいう、
上から目線のものでもなければ、
誰かよりも術を身に着けようという、
相手と比較するようなものでもない。
昨日よりも今日、
今日よりも明日の自分が、
1㎜でも1㎝でも前に進めているかということだけが問われる。
真の武道には審判は存在しない。
見えること、
聞こえること以外に、
お互いがそれぞれに、
その勝ち負けを認識しあって結果が決まる。
誰かの評価とか、
誰々よりも上か下か?
ましてや、
己の行いが、
相手に伝わっているか否か?
そんなことを基準に置いていたら、
それは、
”仕事”ではなく、
ただの作業パフォーマンスを演じているだけ。