《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「心配事は起きてから対応しても遅くない」 ー93ー
有名な論語の格言の中に、
「過ちてはすなわち改むるに憚ることなかれ」というのがある。
これを実践することを”やれる人”というのは数少ない。
特に年齢を重ねたり、
役職が上に上がっていく人ほど実行力は落ちていく。
多くの人の場合、
自分にも「その原因の一端」はあると気付きながら、
『でもあいつが先に・・・・・』
『だって上司のあの言い方が・・・・』
『あいつが何度言っても解らないから・・・』と、
自分のことより先に、
まず・・・・”他人にある原因の一端”を指摘したがる。
先に謝罪するのはどこか”憚られる”のだろうか?
論語にはこんな言葉もある。
「過ちを改めざるこれ即ち過ちという」
いつも言っているけど完璧な人などこの世にいない。
誰だって”過ちを犯す”。
”過ちを犯す”ことが「過ち」ではなく、
自分の”犯した過ち”に気付きながら、
素直な気持ちで謝罪することを”やらない”ことこそが、
「大きな過ち」だということ。
「謝罪する」という行動には大きな原則が2つある。
これを「謝罪の2大原則」と言っているが・・・・それは、
①.直ちに!
②.直接面と向かって!
この2つのどちらかでも手を抜くと伝わらない。
つまり、
ラインやメールなど以ての外だ。
電話なら、
『取り急ぎお電話で申し訳ございませんが・・・・』
そう付け加えて直ちに先方に出向く。
今はこれが”やれない”低能力者が多すぎる・・・・。