第4,595号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー99-

 

3番目に行うべきことは問題の明確化
基本的な定義をするなら、
問題”とは、
あるべき姿と”ありのままの姿との乖離」を指している。
作業や業務上の”問題”や、
管理上での”問題”を明確にしていくのは容易いなことだが、
これが組織内の「人間関係の問題」になると、
少しばかり絡まった糸が複雑になっている。
従って、
お互いに、
お互いの”問題点ばかりを指摘しているようだと、
なかなかその絡み合った糸をほぐすことは難しくなる。
人間関係の問題”」に関していうなら、
お互いにそれぞれが自分自身の問題点”を、
自ら明確にしていくことから始まらなくてはならない

そして、
作業業務上での”問題”も、
管理上での”問題”も、
一つひとつ紐解いてそれを明確にしていくと、
意外にもその元凶は、
人間関係」というところにつながっていることが多くある
つまりもう少し掘り下げていうなら、
日々の仕事に関係する知識やスキルよりも、
人としての根本的在り方”が”問題”になっていることが多くあるということ。

この3番目のステップに続く、
4番目のステップは”問題の「原因追及”になるが、
人間関係」以外の項目は、
あらゆる角度からその追及に当たらなくてはならないが、
いつも言っているように、
ここで最も重要な要素は”記録があるか”。
これが無い
途方ない時間とコストを要することになるので覚悟が必要だ。
私が永いことビジネス社会の組織というものを見てきて、
そこに発生する”問題”の、
根本的な原因のほとんど(もしかしたら全てといえるかも?)が「人間関係という根っこの中から生み出されているように感じてならない

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