《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー95-
今日からまた、
シリーズ「”マネージメント力”を考える!」の続きです。
人間は”感情の動物”であると同時に「意志気(意識)の動物」。
目の前に起こるさまざまな”問題”に対して、
この「意志気(意識)」の持ち方で、
その方向性は大きく変わってします。
では、
「問題意志気(意識)」とはどういうものなのか?
”問題”に対して神経をとがらせて敏感になれということか?
そういうことではない。
「問題意志気(意識)」とは、
目の前に起こる現象に接した時、
そのコトの重要性を的確に見抜き、
与えられた条件の中で”いますぐにやれること”を考え、
”すぐさま取組む意志と知的な姿勢”があること。
こういう意志気(意識)が強く持てるようになると、
そういう意志気(意識)が希薄な人が、
思わず見過ごしがちな”問題”をしっかりと把握するようになる。
”問題”が予想以上に大きくなり、
後で、
必要以上のエネルギーとコストを費やしても、
なかなか解決に至らない”問題”の多くは、
この思わず見過ごしがちな”問題”の中から生まれてくる。
この「問題意識」だが、
OFF・J・Tで、
知識やスキルを学んだところで身に付くものではない。
これを身に付けていくには、
何よりも「自己管理意識」が無くてはならない。
健康管理、
時間管理、
整理整頓、
金銭管理、
安全管理に
日常の挨拶といった、
まずは従業員である前に、
「人としての”在り方”」が最優先で問われてくる。
いくら日常の作業経験が豊富でも、
こういうことがしっかりと身に付いていない人間は、
会社にとってはその存在こそが大きな”問題”となる。
さらには、
本人がそれを自覚できていないと、
”問題”はどんどんと膨らんで、
第2、第3の問題を生み出す可能までもが広がっていく。