《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー80-
「生産性」には多くの要素が絡み合ってくる。
例えば「資本生産性」にしても、
単に機械の稼働時間を調整したり、
製造量の調整をするだけで済むだろうか?
そうではないはずだ。
まずは機械そのものが正しく作動していなければならない。
そのためには、
毎日行うメンテナンス作業が大きく影響してくることになる。
「資材生産性」はどうだろうか?
これは解り易いと思うが、
飲食店などで、
原材料の仕入れ先を変えて仕入れ値をコントロールした。
ところが、
値が下がったばかりに、
原材料の品質も低下してしまったでは元も子もなくなる。
「労働生産性」はさらに複雑になる。
同じ作業を長年やっているから大丈夫とは言い切れない。
人の意識の中には”X理論とY理論”が住み着いている。
同じ部署で長く同じ作業をしていると、
スキルの向上と共に、
手抜きスキルも無意識に高まっていってしまいがちだ。
「マネジメント能力」の中で、
最も難しく、
最も重要なところがこの部分ではないだろうか?
つまり、
部下に対して、
作業を”どう処理していくか?”という”やり方”より、
その作業に、
「どう向き合うか?」という「在り方」を伝えていくこと。
「マネジメント」の全てがここにあるといっても過言ではない。
では数値で追いかけられない「生産性」はどう向き合えばよいのだろうか?
それは明日のブログで。