《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー79-
「生産性」とは割り算によって導き出される数値だから、
それを高めるためには、
その分子と分母の関係を理解しなくてはならない。
つまり、
5人のスタッフで10トンの製品を作るとする。
この場合の「労働生産性」は、
労働生産性=10トン÷5人=2トン・・・となる。
分母は5人で分子が10トンということになる。
ここで、
分母の5人は変わらず、
分子の製造量を12トンに増やすと、
「労働生産性」は”2.4トン”に高められる。
逆に、
生産量は変わらなくとも、
分母の5人を4人にコントロールすると、
「労働生産性」は”2.5トン”とさらに高まることになる。
ただしこれには絶対的な条件が伴ってくる。
それは、
商品となる製造物や、
取り合うサービス内容などのクォリティーが低下してはならないということ。
つまり、
「マネジメント」から見たそれの重要なところは、
「生産性指数」そのものの数値を高めることよりも、
それに伴って発生する”Q・S・C”のコントロールそのものにあるということ。
そのあたりをさらにこの後のブログで学習していこう。