《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -70-
先日、
某企業さんの学習会で、
そちらの社長さんが面白いお話をしてくれた。
それはある管理職達の話。
『先生!A課長は新しい試みをやろうという時に、
”かなり難しいですが・・・・”と前置きして話をする時、
それは「やりたくない!」というシグナルなんです』。
『B課長はそういう話をすると”黙ってしまう”。
これが「やりたくない!」というシグナル』。
この話を聞いていて、
『私はもったいないなぁ~』と思った。
私達は、
様々なところで、
”行動”というハードルと向き合わなくてはならない。
なぜなら、
全ての「結果」と因果関係を持っているのが”行動”だけだから。
いくら頭で考えたところで、
いくら知識を埋め込んだところで、
この”行動”が無ければ先には進まない。
よくこの”行動”が起こせないのは、
感情と考え方と肉体が
バラバラだからという人がいるが、
「原理原則」からいうなら、
それが私達のメカニズム。
『触るな!
触ってもよいが口にするな!
口にしてもよいが飲み込むな!』
生まれた時から、
私達は
このような悪魔の囁きと闘いながら成長してきた。
”やれないこと”は「やらなくて良い!」。
考えなくてはいけないのは
そのことだけで十分。
”やれること”だけを、
「一所懸命にやる」これだけのこと。
ダイエットしたい!
こう「目標」を定めたら、
そのための”意図(行動指針)”を
”やれること”だけに絞って明確にし、
確実に”やる”だけ。
それを、
ダイエットをして、
やせた自分をイメージしたり、
ダイエットに成功すればモテるだろうとか?
それに成功したら、
それを本にして出版しようとか、
意志気(意識)がどんどんと、
己の”願望”に傾いていくと、
人の心(意識)は、
結果だけを追い求めるようになる。
お昼を食べないで、
お腹が空き切った状態で帰宅した時を思い出してみて。
『ただいまぁ~!腹減った!』
こういう時って、
内容などもうどうでもいいから、
『早く食べたい!』これが最優先されるはず。
食事の前にうがいをして、
手を洗って、
着替えて、
こうした”やれること”さえもそっちのけ。
人は体を動かすことによってしか、
次の”行動ステップ”には移れない。
次の”行動ステップ”に移って、
”行動”と「行動」がつながってはじめて、
一連行動となり結果を導く。
これこそが”真理=「原理原則」”。