《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー69-
組織内で事故や問題が発生すると、
その解決もさることながら、
二度とそうしたことが起きないように、
全てのことを最初っから検証し直し、
仕事をやり直さなければならなくなる。
時間はかかり、
コストは増えて、
他の仕事は遅れていいことなど一つも無い。
そういうことにアタフタと対応して、
その影響で他のクライアントととの約束が遅れて、
二次クレーム迄発生したら踏んだり蹴ったりの状態になる。
ところが、
こうした事故や問題の原因を調べていくと・・・・。
いずれもそれらが起こるのに適した条件がそろった結果として、
”起こるべくして起きた”ことが明白になるのだが、
ここで多くの場合は、
”やり方”だけの原因追及で終わらせてしまうところだ。
人が関わる事故や問題の99%の原因はまず「人」にある。
これを忘れると、
なんかい”やり方”を改良・改善したところで、
結果はまた同じことを繰り返すことになる。
ビジネスの世界でなら、
納品日時を間違えたとか、
事前確認を取り忘れたとか、
まるで交通事故でのスピードの出し過ぎや、
逆走、
一時停止無視、
飲酒運転といった、
考えれば、
『なんでそんなことしたのぉ~?』と驚くようなことが原因だ。
私達は、
指示の徹底、
確認の励行、
報告の義務、
作業記録の義務など、
当然すぎるほど当然なことをつい忘れる。
続きはまた明日。