《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”マネージメント力”を考える！」　ー38－

こうした事例は企業組織の中であちらこちらで垣間見ることが出来る。
例えば・・・、
立派な社屋の玄関先に敷かれた”足拭きマット”だ。
私はどの企業さんを訪問しても、
まずこの玄関先に置かれている”足拭きマット”を見てしまう。
まぁ～、
ここに目線が行かないようでは新入社員と同じレベルと思った方が良い。
なぜなら、
”足拭きマット”というものは、
外部から社屋に入る際に、
汚れを拭きとるために設置されている。
”足拭き”のためにあるのだから、
当然ながら目線は足元に向かなくてはならない。
それが・・・、
このマットに気付かないかのように、
そのままズカズカと入り込んでいくということは・・・。
これはもうマナー違反どころか、
その人間の神経すら疑いたくなる。
こういう人間にはまず「仕事」は任せられない。
同時に、
その玄関先に置かれているマットが、
入口のオートドアと平行に置かれておらず、
斜めになっていたり、
四方の片隅が折れていたりすると、
『あぁ～個々の企業にはこういう”異常”に気付かない管理職が多いんだなぁ～』と思わざるを得ない。
『えっ・・・そんな細かな小さなことまで・・・』というレベルの人もいるだろうが、
こういう些細なことに気付けない人間は、
大きな問題になると危惧されそうな状態を見抜くことなど不可能に近い。