《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -64-
いつもお話ししていることだが、
どうも私達は「目標」という言葉を勝手に解釈しているようだ。
「目標」
*人生目標。
*売上目標。
*スポーツなどの結果目標。
「目標」を持つこと自体は悪いことではない。
だが、
「目標」を掲げれば、
身体が自由にそれに向かって行動してくれるわけではない。
それに、
この「目標」を”願望”と勘違いしている人が多くいる。
こういう人は、
それに向かって取組む行動期間が短くなる。
なぜなら、
すぐに結果を求めたがるから。
私のセミナーの受講生の中にも多くいる。
『先生!目から鱗でした!やります!』
こういう気持ちになることは大切だけど、
もっと重要なことは、
受講後の行動内容が具体的につかめているかということ。
だから私はいつも、
『あまり肩に力を入れないでね』と伝える。
昔、セミナーでアンケートを取っていたけど、
こういう感動型のコメントを
読んでいるだけで満足している自分がいた。
ある時、
『こんな感想文は無意味じゃない?』と、
ある有名な先生に諭され、
それからは一切、
アンケートを取るのをやめた。
「目標」という言葉を聞くと、
力が湧き上がってくる人もいれば、
それを聞いただけでプレッシャーに感ずる人もいる。
私は前者のタイプだが、
たいていは肩に力が入りすぎ継続性に欠けることが多かった。
大切なことは、
セミナーなどの受講後にどう決意するかではなく、
自分はなにを”やれるか”ということ。
まずはここから!
解りやすくいうなら、
「目標」に向かって”やれること”をまず考える。
これを”意図達成意識”という。
つまり、
「目標」を意識するのではなく、
そのために
”やれる”特定の行動を具体化して第一歩を記すということ。
これはセミナーでよくお話しする「”悩み”を”課題”に変える!」。
”悩み”が生まれると、
人はこれを解決しようという
「目標意識」をすぐに持ちがちになるがこれは大きな過ち。
大切なのは、
それを解決する可能を生み出すために、
自身が何を「意図するか?」これに尽きる。
この時、
その状況だけを解決しようとしていた自身の意識は、
”悩み”から”課題”へと必然変化していく。