第4,502号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー11-

 

人は多くの場合、
誰でも”自分が考えるように行動したい”という、
人間本来の「基本的欲求」がある。
ここで出てくるのが先に記した”セルフマネージメント”だが、
ここで忘れてはならないのは、
いくら自由に、
『”セルフマネージメント”なんだから、
自分で自由にやって、
その責任も自分で取りなさい』では、
部下は結果を恐れ返って動きが取れなくなる。
セルフマネージメント”の中にも、
統制評価反省という管理職の役割が存在していることを忘れてはならない
これを怠ると、
統制評価反省」が単なる”批評”だけで終わってしまう。
これでは管理者がいてもいなくても同じこと。

セルフマネージメント”は、
部下にやる気を出して仕事に向き合ってもらうには効果的だが、
それも、
会社や上司が希望する条件内で、
その仕事をしてもらわなくてはならない
そのチェック機能が無ければそれは単なる野放し状態”に過ぎなくなる。
ではそれをするにはどうしたら良いか?
そのためにあるのが「目標管理のマネジメント・サイクル」だ。
これは、
管理者が職場全体の目標と方針、
経営者の考えなどをハッキリと打ち出し
それを実現するために、
部下は具体的に何をどれだけ、
どの状態まですれば良いのか?”を部下に考えさせ、
その部下の提案に基づいて、
管理職と部下のコミュニケーションを高めながら、
部下の不十分なところ、
目標未達の原因となったことを上司が具体的に指導しながら、
部下の「目標管理」をサポートしていく。

図で示すならこうなる。

部下》               《上司

1.上司から示された条件の中で立案。 1.会社の方向性と必
要情報の提示。

計画〉      〈準備

2.〈準備〉段階での申請願い。    2.同段階で部下支援

実行〉      〈統制

3.実行カレンダーなどを製作し    3.定期的行動確認
それに基づく行動。

4.部下・上司共同で行う「統制評価反省)」

計画準備実行統制評価・反省
この”サイクル”をしつこいくらいに何度も繰り返し実行していくことこそマネージメントの基本中の基本といえる。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー