《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー10-
”指示ー報告ー確認検証”という「コミュニケーション関係」。
この関係の中で、
組織内に生きる人にとっては最も大切な能力の一つとして気を付けなければならない2点目。
それは・・・・・、
②.理路整然
指示も報告も、
すべてはビジネス(仕事)の中で行われることである以上、
そこに「理路整然」が求められるのは当然のこと。
具体的に言うなら、
文書で提出するモノは”箇条書き”にまとめる。
口頭で伝える場合でも”箇条書き”に沿って話す。
この”箇条書き”というスタイルは、
内容を事前に整理し”簡潔明瞭”へとつながっていく。
注意点の最後はこれ。
③.内容確認
指示や報告の内容が、
発信者が発したとおりに、
100%正確に相手が受信してくれる確率は極めて低い。
文書の確立が90%とするなら、
これが言葉だけに置き換えられると、
50%にも満たない時が多く出てくる。
だからこそ、
常々いっている「記録」というものが不可欠になって来る。
こうしてビジネスの世界ではごく当たり前のことを、
改めてここに記したが、
この3点の注意点を職場で実際に励行している人は、
管理者を含め極めて少ないのが現状だ。
ダラダラとした指示や語尾のハッキリしない報告。
理路が不明確な指示に言い訳の多い報告。
『言った!』『聞いてません』の水掛け論。
そして、
何度も繰り返し起こる、
形は違えど本質は同じで変わらない問題点。
こうしたものが、
目には見えないところで企業全体に大きなマイナスを与え続けていく。