第2,093号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -62-

 

悩んだり迷ったりする人にはこんな特徴がある。
それは、
驚くほど”想像力”が高いこと。
この場合は、
この”想像力”が悪い方悪い方に働く。
『明日のプレゼン上手くやれるだろうか?』
『突然、資料が足りなかったり・・・・』
『誰かからどんな質問が出てくるやら』
こういうことはビジネスの中だけに留まらずに、
『彼女と結婚を約束はしたけど・・・・上手くいくかまぁ~?』
『途中で価値観がずれだしたりしたらどうしよう?』
それから、
こんなのまで、
『あの車、前から欲しかったので
ローンを組んで買うことにしたけど、払っていけるだろうか?』
さらには、
『この服、衝動的に素敵だと思って買ったけど
みんなはなんていうだろうか?』

いかがですか?
こんな溢れるような”想像力”が、
実は、
その人の”悩み”や”迷い”を生み出している。

先日もあるパチンコ店の社内研修で、
『このまま集客が下がっていくと・・・
どうなっちゃうんでしょうか?倒産ですか?』
まだ、
原因追及もしていないのに、
想像することは悪いことばかり

こんな時に、
『そんな考えは捨てて、
ほらたくさんお客様が来店されるのを想像して!
気持ちを前向きにね』とか、
『たくさんお客様が来店されるのをイメージして、
楽しさ、嬉しさをみんなで共有すれば、
自然と行動がついてくる!』といった、
どこか新興宗教的なセミナーやコンサルに陥る人は多くいる。

大切なことは、
想像力”より「具体化力」だ。
お店の集客状況が落ち込むと、
パチンコ店でも飲食店でもホテルでも、
DMをうったり、
新メニューを考えたり、
内装を変えてみたりする。
そういうことも大切だが、
もっともっと「具体化」していくことが重要。
具体化」して、
どんどん中に掘り下げていく。

そうすると、
やれること」と「やれないこと」が見えてくる。
やるべきこと」というような
表面的な言葉にも縛られなくもなる。

この「やるべきこと」というのも、
実は大きな落とし穴の一つ。
例えば、
大人としてやるべきこと
べきこと」だから、
完璧な大人じゃないとやれない。
でも、
この世の中には”大人の振りはしている”けど、
スマフォ片手に混雑した駅のホームを歩くような
子供みたいな奴”がほとんど。
そんな立ち位置の人間が、
べきこと」と思ってやるから肩に力が入る。
よく見せようと無理をする。

私達には「やれること」しか存在していないことを
深く理解することだ。

 

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー