《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな！」　ー30－

若い頃、
亡父によく言われたことがある。
『時間に流されず時間を活かせ』と。
その頃は、
なんとなく意味は解ったがほとんど腑に落ちてはこなかった。
今になって思い返せば、
それは紛れもなく「節目」の話をしていたのだ。
私が社会人になった頃は、
”24時間働けますか？”とか、
”企業戦士”とかいう無茶苦茶な言葉まで世に出てきていた。
そんな世の中を生きていくのに、
大切なことが親父のこの言葉に秘められていたのだ。
「節目」というのは、
昨日のブログでお話ししたような、
特別な時間を持つことだけとは限らない。
例えば、
仕事のことで頭がいっぱいになったら、
散歩に出るとか、
時には、
自転車で少し遠出をしてみるとか、
もっと身近なコトなら、
私などは、
家にいて事務処理などの作業をしていて、
根を詰めすぎた時などは”靴磨き”をした。
これも死んだ親父に教えられたことだ。
ただ黙々と、
一人で庭先に出て靴を磨く。
それも他の人がやるような磨き方ではなく、
自己流で生み出した独特の磨き方だ。
お陰で今でも靴はいつもピカピカ。
立って目線を靴の先に移せば、
自分の姿が革靴の先に映し出させるほどピカピカになる。
不思議なことに、
こういう時間は、
自分を見つめ直すだけではなく、
さまざまなアイディアを生み出してくれたり、
反省させてくれたりと最高の”思考時間”になる。