《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分の人生に”他人”を引き入れるな!」 ー23-
コミュニケーション能力を高めるために、
さまざまな企業内研修でその手法を学ぶべく取組まれているが、
”コミュニケーション能力”を高めるための「手法」といった切り口から入ると大きな勘違いを生み出す。
例えば、
”コミュニケーション”というと・・・・、
「周囲と上手くやること」などと理解しているのがその代表的な勘違いの一つだ。
コミュニケーション能力を高めるためには、
「手法」といった複雑なものではなくチョットした「コツ」のようなレベルでとらえた方が良い。
「コツ」だから、
複雑なこと、
機敏にふれるようなことまでは入り込めないしその必要性も無いということ。
なぜなら人間関係は相手の数だけ、
さまざまな変化や対応が必要になるから、
それぞれのケースに応じた態度や行動を考えたとしても、
こちらが参ってしまうだけのこと。
まずは「広く浅く付き合えるコツ」を覚えることだ。
それが一歩となって、
そこからの信頼によって、
はじめて親密なコミュニケーションが築かれていく。
要するに、
まずは”敵対視”されなければそれで十分。
そのためには”気さくな人間”になること。
この”気さく”というのも勘違いしないでいただきたいのは、
軽いとか、
薄いといったイメージではない。
ここでいう”気さく”とは「素直」という意味だ。
「素直」とは、
まず正直であること。
自分というものを相手に伝えようとする時、
多くの人が自分を大きく見せようとしたり、
逆に小さく見せようとしたりしがちだが、
「自分は自分でしかない」のだから、
それ以上でもそれ以下でもない、
「ありのままの自分」をまず出すことだ。