《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜　猛（ねぎ　たけし）です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう！」　－50－

日常の生活も、
チョッとした気分転換でやっていければ
それに越したことはないが、
最悪は医師に相談すべき。

では、
どんな時ににそうなるのか？
これは私の経験上だが、
第一はやはり「睡眠」。
鬱の人はほとんどがこの睡眠に悩まされるという。
なかなか寝付けない入眠障害、
寝てもすぐに目が覚めてしまう睡眠中断。
もう一つは、
異常に朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒といわれるもの。
最後に、
朝目覚めても頭がすっきりせず、
昼間に睡魔が襲ってくる浅眠。
またこの反対もあるようだ。
躁の人の場合は、
行動が積極的になり、
活動的になっても疲れを感ずることがなく、
眠る時間が惜しくて、
深夜に活動時間が広がっていく。

眠りの状態を振り返れば、
自分の精神状態が判るといわれるぐらい。

そしてもう一つは”血流”。
足のつま先にむくみを感じて、
なかなかダルさが取れないとか、
そんな感じがした時は要注意。

この対処法にはいろいろあるようだが、
一番重要なのは身体のバランス”体幹調整”といわれる。
私達の身体と心は、
一筋の川の流れのようなもの。
上流に心が位置するとすれば、
下流に位置するのが身体である。
「心身一如」といわれる言葉の所以である。
これをチェックするには、
靴の踵のソールを見ること。
左右どちらかに偏った減り方をしていないか？
異常に踵の減り具合が早くないか？

人の身体というものは誠に正直にできている。
こんなことの見返しが、
実は、
心の整理整頓に大きく役立っている。

私はクラッシックバレエの体幹調整を始めて3年と２カ月。
体重は3年間で18ｋ減。
血流効果は36％も上昇し、
睡眠時間はほとんど毎日一定。
病院には健康診断だけで、
この3年間一度もお世話になったことがない。