《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -48-
昨日まで、
気心知り尽くした仲間達と、
群馬でゴルフ三昧の毎日。
幸せを十二分に味わいながらの夏季休暇。
中には、
定年退職して、
悠々自適の生活を送る人間も。
中には、
今なお、
日雇いで働いている仲間も。
どちらかというと、
私もまだまだ休息期には入れないから、
働き続けなくてはならないけど、
人間って、
そういう環境違いが
大きな影響を与えるように思われがちだけど、
決してそんなことはない。
ゴルフが終わると、
毎日、
ホテル近くの居酒屋でその日の成績発表を兼ねて、
盃を交し合った6日間。
酒が進むにつれて、
それぞれの思いや”悩み”が語り始められ、
人間模様を垣間見た。
様々な人がいるが、
人生にはプラスもあればマイナスもある。
”悩み”とは、
そのマイナスの消化期間中のことをいうのであろう。
この消化方法にもいろいろある。
例えば、
”悩み”が10在るとしたら、
半分は心を痛めて消化し、
残りの半分は、
体調などを崩して消化する人。
10の”悩み”をすべて心で受け止めて、
落ち込んでしまっている人。
または逆に、
すべてを体で受け止めて健康を害する人。
人はこうして、
どこかで”悩み”を消化していく。
でも、
考えてみれば、
”悩み”を消化している人というのは、
それだけ許容量があるということになる。
それがない人は、
そんな暇さえないから、
必死になっているはず。
考えれば、
カエルのジャンプも、
弓矢の糸も、
マイナスといえるような、
”引き”の部分が大きければ大きいほど、
カエルは高く遠くにジャンプし、
弓の矢は、
鋭く遠くに放たれることになる。
つまり、
困難・苦難とと言われる”悩み”のそれは、
自分の心を鍛え、
肉体を鍛え、
来るべき時のために存在しているような気がしてならない。