第2,078号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -47ー

 

ストレス”…この言葉が生まれてどのくらいたつだろうか?
私にはメンターと呼ぶにふさわしい人が
今でも数多くいるが、
その人達から、
共通の教えとして教えられたことがある。
それは、
時々は”ガス抜き”をしろ!

日々、
忙しさに追いまくられ、
ゆっくりと自分を振り返る時間さえ無い。

こんな時は、
夜中でもいいから、
孤独」になる時間を作ること。
孤立」はダメだけど、
孤独」の時間は意識して作るべきである。

今でも私は、
そういう時間を作っている。
年に1回は許しをいただいて(妻から)、
都内か、
横浜のホテルで一人で時間を過ごす。
可能な限り、
広い部屋をとって、
昼間は、
ただひたすら眠るか、読書にふける。
夜のディナーはなるべく他人と会話のないスペースを選ぶ。
食事が終わると、
一人で夜景を見ながら、
バーでスコッチを2~3杯呑んで、
夜風に吹かれながら外を歩く。

こんなことは、
まず1年の間に他には無い時間。
一人になって、
過去のことから、
今のこと、
身近な未来に思いを馳せて、
静かに、
自分と向き合い、
自分を客観的に見つめなおす。

アメリカでは、
こういう時間をカウンセラーと過ごす人が多くいるというが、
そんな必要はない。
自分の人生、
自分の生き方だから、
自分で自分と向き合うだけで十分だ。

たいていは、
秋口か、
春先になることが多いから、
夜も22時頃になると、
夜風が冷たく感じる時もある。
静かに街を歩いていると、
すれ違う人の姿もなぜか鮮明に見えてきたりして、
頭の中がすっきりした気分になる。

ホテルの部屋に帰ると、
出張先でなら乱雑に脱ぎ捨てる衣服も、
なぜか、
きちんとたたんで、
静かな時間が経過していく。

孤立」はダメだけど、
こんな「孤独」な時間、
65歳になった今だから、
持てる自己再認識の最高の時かもしれない。

 

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