《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「職場で”自分らしく”働きたい思っている君に!」 ー2-
先日、
某大手食品会社さんの採用面接にオブザーバーとして立ち会わせていただいた時、
「採用業務」というのは単なる”人集め作業”ではない。
企業利益につながる礎がここにある。
だから私は顧問先で、
『採用業務は従業員教育の第一歩です』と強く伝えることにしている。
この日も面接質問の中で、
「自己分析をしてください」と投げかけると、
『自分は仕事に対する責任感が強く夢中になり過ぎてしまうところも多々あります』
『自分はどんな仕事にも研究心を忘れずに取り組んでいくタイプです』
いまの若い人達(爺さんの代表的な台詞で失礼・笑)は、
就活のための面接に備えて、
”自分の長所と思われるところをアピールするための「自己分析」”をすることに非常に慣れている。
それも大切なことかもしれないが、
聞いていると、
20代前後で、
既に自分を”一人称”として確立されているかのように思えた。
でも、
本当にそうやって、
「自己分析」をすることのできる人がどれだけいるのだろうか?
私などは70歳になった今でも、
満足な「自己分析」ができないでいる。
人は誰でも、
懸命に自分と向き合っても、
”自分では気付けていない自分”を持っている。
組織の中で仕事をする時に大切なことは、
「”自分には見えていない自分”に気付くこと」だ。