《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情”の本質を知ると”感情”に振り回されない」 ー8-
H部長とのことを、
誰に相談することもできないまま、
精神的に落ち込んでいったT君。
ついには、
”気の病”からしばらく休職することが決まってしまった。
どうしてこんなことになってしまったのだろうか?
その最大の原因はこれ。
それは・・・・、
「お互いに”悪いのは相手”」思い込んでいること。
H部長からすれば、
『あいつのせいで毎回イライラさせられる』と、
自分は被害者であるかのような気持ち。
T君からすれば、
『肩書で話をしてその上、
言葉もキツイから言い返せない』とこちらも被害者意識。
とかく人間関係というものは”自分から見たら「悪いのは相手」”
でも、
仮にその通りだとして、
なぜ毎回同じような展開になるのだろうか?
大切なところはここ!
これでは、
管理職であるH部長はもとより、
店長という立場のT君もまた”無策”というしかなくなっていく。
T君に対する具体的な指導もなく、
ただT君に向かって、
結果論の”ダメ出し”をするだけのH部長は、
管理職としてはあまりにお粗末だ。
対してT君もまた、
『あの人にいつも振り回される』と感じているなら、
自分の仕事への向き合い方というか、
提出物や報告書の表現を変えるとか、
自分の中に何らかの変化を見出す姿勢が必要。
最大の原因は、
たがいに向き合う時に二人とも、
「嫌な奴」
「ダメな奴」という、
”「感情」の思い込み”で向き合っていることかもしれない。