《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー19-
”想像する”というとどこか「抽象的」に感じるだろうが、
この世の中の何人であれ、
1秒先を見通せる人など存在しない。
”見通す”ごとが出来ないのなら「想像」するしかない。
それもかなり”具体的”に心の中に描きながら。
例えば、
真っ暗な洞窟に入ろうとする時、
手にする灯りで見える範囲は決まっている。
『あの灯りの先はどうなっているのか?
同じように平坦な地面か?
それとも登りか?下りか?・・・・・・』こんな具合だ。
企業で行うイベントとか商品開発、
新事業などもこれと同じだろう。
『こんなことをはじめたらこの業界はどうなるだろうか?』
『若い人達の生活はどんな風に変化するだろうか?』
こういうコトを仔細にイメージしていくと、
これはもう空想物語とは全く違う次元に進んでいく。
でも少し気を付けなくてはならないこともある。
この「想像」という作業はややもすると”良いことばかり”思い浮かべたくなる。
成功シュミレーションも大切だが、
同時に最悪の失敗シュミレーションも、
丹念にかつ厳しく行わなくてはならない。
最高の成功も、
最悪の失敗も、
常に考えておくことがビジネスでの鉄則であり、
それにどう対処していくかが、
「ビジネススキル」といわれるものだろう。
そしてこれも忘れてはならない。
それはあくまでも、
”対処”であって「解決」ではないということを。