第4,220号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー17-

 

どんなプロジェクトにも必ず”プロセス”がある。
例えば企画書を作成する時は、
まず頭の中で「思考考える」ことからスタートし、
眼に見えるものとして、
それまでに記したメモ書きや企画書以前の走り書き。
他人に見せる前段階のラフ。
それを人に見せて意見を取り入れて、
やっとこさ会議に出せるものが出来上がる。
私の経験から言うなら、
他人に見せる以前のものは見せない方が良い”。

時々、
『これまだ”たたき台”なんですが・・・・』と、
余りにまだ未完成な企画書を持ってくる人がいるが、
こういう人の”たたき台”というのは、
完成度の低さへの言い訳に近くなり”たたき台”にすらならない
未完成なモノ”は他人との共有は出来ない。
ほぼ完成されている企画書を元にして、
さらに良くなるよう内容を煮詰め、
ディスカッションをくりかえしていくことにこそ
たたき台”を検討する本来の意味がある

これを意識するようになると、
思考範囲」が大きく広がっていく。
一つは、
じっくりと慎重に思考」するようになり、
作成物の精度も一段と上がる可能が生まれる。
もう一つは、
無駄な誤解を生まずに済む

自分の「考える」ことが斬新であればあるほど、
それは伝えるのにエネルギーが必要になる。
たたき台”として提出するなら、
叩きようがないたたき台”を出すことだ。

思考力」というものが、
自分の目の前に起こる、
出来事(現象)の”受け止め方を身に付けるのに、
そこには、
多くのヒントが存在することがお解りいただけただろうか?

明日からは次のヒントが隠されている「想像力」について。

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