《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」 ー129-
人生道を歩む上で大切なことがもう一つある。
世の中には、
「誰かのために役立てとか、
他人に心を寄せて、
いつもその人のことを大切に思いながら、
その人の喜ぶことをしようという気持ちで生きなさい」
こういうコトが”良い人”と勘違いさせるような、
まるで、
新興宗教の説法を聞かされているような、
耳に心地よい言葉だけを並べた書物も多くある。
でも、
「試練」という大きな荷物を背負わされて、
この人生道を歩いている私達には、
自分の目の前の問題や矛盾や悩みに対処するだけで精一杯。
それなのに他人様のことにまで関わっていこうとしたら、
自己成長の実現は難しくなるだけだ。
ところが、
私達の多くは、
『彼はダメだなぁ~』
『あいつは何を考えてるんだぁ~』と、
まるで自分には無関係なコトにまで、
どれだけ不満や苛立ちを感じながら生きているだろうか?
難儀している人を見捨てろとか、
他人に助け船を出すなと言っているのではない。
そうすべき時と、
そうすべきでない時をわきまえろというコト。
自分自身がしっかりと、
自分の足元のこともやらずに、
気持ちや意識を日頃から、
「誰かのために・・・・」などと思って生きる姿勢は”お節介”のないものでもなく、
それも度が過ぎれば、
自分は”良い人”の押し売りをやっている人間になるだけだ。