第4,141号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー99-

 

人生は塞翁が馬」ということわざがある。

昔話風にお話しするならこういうコト。
昔々、
ある村にお金持ちの家族が住んでいた。
お金持ちは溺愛する息子のために白馬をプレゼントした。
村人たちは挙ってそのお金持ち家族のことを羨ましく、
遠くから見つめていた。
『良いなぁ~。
お金持ちの家に生まれるとあんな素敵な白馬が手に入るんだ』

ある日お金持ちの息子は、
プレゼントされた白馬に乗って遠乗りに出かけたが、
不幸にも馬から振り落とされ右足を骨折し、
松葉杖生活を余儀なくされるようになった。
村人達は誰もが、
『子供にあんな馬を与えるからだ』と陰口をたたいた。
それからその子はずっと青年になっても松葉杖生活が続いた。

村の子供達が青年になった頃、
隣国との急な戦争の勃発で、
軍隊が兵隊集めのためにこの村にもやってきた。
村の若者は次々に軍隊に連れていかれたが、
この落馬した青年だけは、
『これでは戦地に連れて行っても無理だ』と、
徴兵を免れた。

この小話には多くの”教訓”が含まれている。
人生では何が起こるか?
誰にも判らない
目の前の”出来事(現象)”の一つひとつについ振り回され、
右往左往しがちだが、
ほとんどの場合、
それは大きな勘違いで終わることの方が多い。

いま目の前の状況は、
来週も、
来年もこの先ずっと変わらずに存在するわけではない。

いま目の前のに起きていることが、
数日すると、
とんでもないチャンスを呼び込むことになるか
いまは、
最高の出来事と浮かれていても、
それが最悪の事態を呼び込むことになるのか
それは今の自分自身にかかっている。

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