《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない！」　　ー44－

多くの人は、
自分が落ち込んだ状態になった時、
『それは自分の”気分（受け止め方）”のせいだ』と考える前に、
『あぁ～俺は人生をどこかで間違えた』と勝手に思い込む。
それまでの人生が、
たった数時間の間にガラガラと崩壊してしまってかのような、
そんな錯覚に襲われる。
だが、
実際の人生というのは、
自分が落ち込んだ時に感じるほど酷くはない。

セミナーで、
『過去に死にたいと思うような辛い出来事はありましたか？』
こう質問すると・・・・出てくる出てくる。
これじゃぁ~まるで人生はみんな地獄のようだと思うくらいだ。
そんな言葉に私はいつもこう応えている。
『でも今、
元気に仕事とがやれてこうして自己啓発のセミナーも受けて、
五体満足でいるじゃない』

そう！
大体人生では”死ぬこと以外はかすり傷”なんだよ。
「死」でさえ、
生きている私達は、
目の前の人がいなくなって、
寂しいとか、
悲しいとかこれも勝手な”気分”で受け止めているけど、
もしかしたら・・・・良いことなのかもしれない？
『こんなにその時々の”気分”に左右されながら、
まるでテストされているような人生は、
君はもう卒業しても良いよ！』と、
神様がそれまでの生き方を評価してくださったのかも？

”気分”が落ち込むようなことが起きたら、
凹む前に、
自分自身の人生をしっかりと見つめなおす機会。
これまでの自分の「在り方」が正しかったのか？
どこか間違いはなかったのか？
それを自問する機会と受け止めることだ。

”気分”の良い時は、
調子に乗って奢ることなく感謝して、
”気分”の落ち込んだ時は、
ゆったりとした「気持ち」で自分と向き合う。

結局は、
”必然の流れの中”で「成るようにしか成らない」のだから。