《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」 ー23-
とかく私達は、
№1を目指したがったり、
超一流を目指したがったりするものだが、
スポーツの競争競技に向き合うのは別だが、
人生では、
№1になることや、
超一流と言われるようになることが「一生の仕事」ではない。
人生における「一生の仕事」とは、
自分自身に挑戦し続けるコトでしかない。
”人生は不公平”であることに気付けると、
自分自身を気の毒がることもなく、
他人を気の毒がることもなくなる。
みんなそれぞれに困難を乗り越え、
それぞれの挑戦に立ち向かって生きている。
少なくとも私自身は、
この事実を受け入れることによって、
目の前の困難を乗り越え、
いまなお”挑戦し続ける”ことこそが「生きるコト」と学べた。
でも、
”人生は不公平”だからといって、
全てを諦め、
自分自身の人生や
社会の一員としてその向上に努めなくともよいという話ではない。
受講生の皆さんに伝えたいのはその逆で、
だからこそ”やれること”に愚直に取り組んでほしいと願う。
”人生は不公平”というこの事実を受け入れないと、
つい自分や他人を憐れむようになる。
「憐憫心」は人の心を滅入らすだけで人のためにはならない。
”人生は不公平”というこの事実をしっかりと受け入れると、
自分に対しても他人に対しても、
「立場立場」で物事が受け止められるようになる。
言い換えるなら、
他人の思いへ”共感”する意識が強められるということ。
こういう意識が湧き出すと、
”自己憐憫”を振り切って、
『またやり直してみよう!』という気持ちが
新たに湧き上がってくる。