第4,058号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー16-

 

忍耐力」は人生では欠かすことのできないモノだが、
どうもこの「忍耐」というのを
我慢”と勘違いしている人が多くいる。

我慢
仏教でいう”煩悩”の一つで、
強い自己意識から生み出される慢心の心の状態をさしており、
決して良い姿勢とは言えない

かたや忍耐」とは、
やはり仏教用語の「忍辱(にんにく)」という言葉になぞられ、
外界からのプレッシャーや摩擦に耐え忍ぶという意味だけにとどまらず、
自分自身の弱い部分や、
見たくない部分を認めるという意味がある

私達の多くは、
明日など来る保証がどこにも無い未来を、
自分の欲や、
望み事を描いた絵図を””ように思い込んで、
それを達成することこそが人生であるかのように、
無理をしてでも、
頑張ってその未来の””を叶えることこそが、
人生の目的そのものように生きてしまいがちだが、
遠い未来も、
いまこの瞬間”でしか創り上げていくことはできない。
言い換えるなら、
未来は想像」はできても、
”創造”することは難しい」ということ。

いまの自分。
いまの状況。
その全てをまずは真正面から受入れ。
その中で”やれること”のみに集中して、
進取な意識を失わずに、
コツコツと一つひとつ積み重ねていくしかない

目の前の”いまないモノ”を求めるのではなく、
いまあるもの」で最善の努力を惜しまずむきあうことだ。
これを「忍耐力」という

 

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