《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」 ー9-
「気」というのは実に不思議な力を持っている。
ほんのチョットした「気の”持ち方”」で、
人って大きく落ち込んだり、
とても穏やかな状態にもなれる。
いつもセミナーやブログで伝えさせていただいているが、
やはり私達人間の”命の源”は、
この大宇宙の「気(エネルギー)」の
波動によって授かったものだということが実に良く解る。
人に注目されたい。
これが私の魅力ですとばかりに、
自分を売込むような意志気(意識)が強まると、
『私を見て』
『私はこうしてお役に立っているでしょ』
『私はいつも自分のことよりあなたのことを優先している』
こういう”売込み”はうんざりさせられる。
注目されたい。
尊敬させたい。
有難いと思われたい。
他の人とは違うのが私の魅力。
こういう姿勢は人間のエゴに他ならず、
気付かないうちに他人を犠牲にしている。
だって、
「私は他の人とは違う」という
”差別化意識”だけが強く出ているから。
ビジネスでもそうだが、
もう”差別化”などという言葉を使っている段階で、
時代の流れに置いて行かれている。
これは私自身が、
自分の”悪い癖”から学んだ教訓でもある。
誰かの話に割り込んで、
その場の話題をコントロールしようとするのは、
自分の関心ある話題に変えようとするのと同じ。
その場にいる人の喜びを奪うと同時に、
そういう人達との距離感も広げていってしまう。
でも、
その頃の私は、
そうすることが「気」を使っていることだと勘違いしていた。
そして、
その「気づかい」こそが、
『”自分の魅力”だ!』と思い込んでいた。
そういうことを意識しているうちは、
相手は、
それを「魅力」とは受け止めてはくれないことにも気付けずに。
チョッとだけでいいから、
少しだけ下がったところで人生道を歩んでみると、
意外と穏やかな良い気分になれる。
その第一歩が他人と比較しないことだ。