《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」 ー7-
よく「目的意識」を強く持てと言われる方がいるが、
私が自分が学んで来た行動心理学から見ても、
「目的意識」は強く持たない方が良いと考えている。
人は「目的」を掲げてそれに向かって突き進む時、
多くの人が陥る落とし穴がある。
それは、
「早く目的を達成したい!」という自我欲求の心理だ。
良くゴルフの池越えの話をするが、
『池を超えなきゃ!』
『池を超えるぞ!』と向き合うとほぼ池にはまる。
『池を超えたい!』と強く意識すればするほど、
ショットの瞬間に、
ボールがインパクトにあたる前に(やっている本人は無意識)、
『超えたかな?』とボールの行方を追い変えてしまう。
そのために膝が伸びて、
状態が起き上がり、
ボールの頭を叩く可能性が極端に高まってしまう。
これを”池ポチャの法則”と呼んでいるが、
人生でも同じだ。
「目的」というのは”目指す遠い的”だから見えない。
こればかりを意識するということは、
富士山登山で、
目指す山頂ばかりを見て歩く登山者は一人もいない。
みんな足元をしっかりと見据え、
一歩一歩歩を進めていく。
そしてところどころに置かれているのが、
”標識”という身近な目印だ。
言い換えるならこれは「目標」ということになる。
これは”身近な目印”だから目に見える。
この、
目に見えるのがいつも言っている「今目の前の”やれること”」。
続きはまた明日。