《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -29-
さぁ~!
今日は相手や周囲の人達と向き合った時の「感情の利用」だ。
対相手と向き合った時。
この場合の「感情の利用」は”相手との共感・共鳴”そのものだ。
ただここで多くの人が勘違いする。
それは、
「相手に共感する」ということを、
相手の立場になってとか、
相手の心に寄り添ってとか、
相手の喜ぶことをと受け止めてしまうことだ。
こうなると人は、
「相手に共感する」=”自己抑制”
こう捉える人が実に多くいる。
私のセミナーにこんな事例がある。
A君は同期の中でも積極的で、
先日も会社で古くから取り入れられている意識研修に参加した。
そこで、
『えっ!なんでそんなことまでやらなきゃいけないの?』と、
同期のB君が悩んで、
「やるか?やらないか?」を決めかねて悩んでいると、
『一緒にやろうぜ!
何だってやってみなきゃ判らないし、
それに先輩達の多くがやって来たんだから、
いまはその必要性を理解できなくても無駄になるはずないよ』
そう言って説いてくれたのもA君だった。
自分も「それをやる意味は何?」と、
A君自身も疑問は持っていたが、
社長が進める研修だし、
社長を信じているんだから「やる!」というA君。
この言葉に触発され、
『そうだよなぁ~。社長が信じられなくなったら、
それこそこの会社にいる意味がない』
A君の言葉に、
共感・共鳴することで、
自分の「感情」を後押して前向きな姿勢で向き合ったB君。
このように、
「相手に共感・共鳴」することで、
自分の「感情」を後押しして高揚させたり、
自分のやる気を導き出すケースは非常に多くある。
明日からは「感情の理解」について。