《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -24-
「感情の識別」で大切なことは、
まず、
”「感情」に対して賢くなる”ことが重要。
私達は何かを感じたり、
物事を「思考」する時、
まず”自分の過去の経験や体験”を、
無意識に浮かび上がらせてくる。
相手から言われる言葉や、
相手の表情に対して、
悲しさとか怒りの「感情」が出てくるのではなく、
自分自身が過去に体験したことや経験したことが、
瞬間的に脳裏に浮かび「感情」を揺さぶる。
自分の「感情の識別」を育むには、
まずその過去と真正面から向き合わなくてはならない。
その上で、
「感情を表す言葉」というものを認識する必要がある。
例えば、
”寒いのは嫌い”という人がいる。
これはまず、
自分が過去に、
”寒さ”という体験で嫌な思いをしたことがあり、
「寒い=嫌い」という図式というより、
思い込みが脳の中に刻み込まれているから。
もしこの「寒い」ということを知らなかったとしたら、
「冷たい」とか「痛い」といった表現になってくるだろうが、
何よりも、
自分の過去の経験から「寒い」という言葉を耳にするだけで、
その状況から逃げ出したいという「思考」が働く。
ところが、
「寒い経験」を振り返り、
『あぁ~私はそういうコトがあったから”寒い”が嫌いになった』
これをしっかりと自覚できるようになると、
その「寒い」に対する対応策も生まれてくるはず。
続きはまた明日。