《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -10-
昔、サラリーマン時代に上司から、
『禰宜係長!A主任にしっかりと言ってくれた?』
どうやら、
以前に注意を受けたことが、
まだ順守できていないようだった。
もちろん私は、
『ハイ!先日本人を呼んでしっかりと申し伝えました』
『で、主任はなんと?』
『”解りました!”と明言していました』
まだ20代の後半で、
やっと係長になったばかりの頃だった。
今から考えると、
よくもまぁ~こんな返答ができたものである。
人は、
”伝える”ということを、
言葉や表情、態度だけで終わらせようとする。
だから、
何かミスをすれば、
『申し訳ございません!』と頭を下げれば、
それで、
原因も理解し、
改善策も考えていて、
それを実行してくれるのだろうと思い込んでしまう。
でも、
いつも言っているけど、
”言葉は嘘つき! 表情は仮面! 態度は演技!”でしかない。
大切なことは、
”何をやっているか?”この1点に尽きる。
その人が、
礼儀礼節に欠けることをしていないか?
自分勝手な行動をとっていないか?
嘘をついていないか?
もっと身近なことで、
ビジネスの世界でいうなら、
遅刻をしていないえ
やれることをやっているか?
こういうことをやれていない人間の特徴はすぐに判る。
1.相手の荒探しをし自己の正当化を謀る。
2.現象だけを追いかけて本質が見えていない。
3.口先だけで行動が伴わない。
4.ビジネス行動基準は好きか嫌いで選択する。
5.口先だけの自慢話が多い。
人を育てるには、
こういうところをしっかりと観察していくこと。
部下の育成評価も同じ。
『今まではこうでしたから!』
この激変の時代に、
こんな基準で取組んでいると、
人生もビジネスも間違いなく失敗する。
こんなところにも、
気持ち≪意識≫の”整理整頓”が必要ということ。