《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です♪》
「いつも”気持ち”の整理整頓をしよう!」 -9-
「やれば出来る!」
よく耳にする言葉だが、
これは勘違いだと思う。
この世の中には、
やっても”出来ない”ことはたくさんある。
だから、
”出来ないこと”などまったく恥ではない。
日常のビジネスだってそうだ。
他社の業績の良いところがあると、
多くの人は、
そこの”やり方”だけを真似すれば、
自社も業績が上がるようなことをいう人がいるが、
これなども無責任極まりない人の言葉である。
業績が上がらない企業に、
『”やれば出来る!”根性出して頑張りましょう!』
こんなお題目のようなことで結果が出せるなら苦労はしない。
業績を上げるためには、
毎日毎日、
毎時間毎時間、
作業の一つひとつに取組む時と、
作業の終えた時に、
必ず、
しっかりと”やること”をやらなくてはならない。
その「やったこと」は、
すぐさま結果に結びつくことなど極々希なこと。
”やっていく”内に、
いろいろなものが見えてくる。
いろいろな問題点に気付けるようになっていく。
つまり、
”やる前”とは違う、
新しい自分や環境を生み出せるということ。
言い換えるなら、
「やれば出来る!」ではなく、
「やれば変われる(成長する)!」ということ。
「やれば出来る!」などという言葉に惑わされず、
『頑張れば夢は叶う!』とか、
『諦めないことが成功の秘訣!』とか、
そんな空気に染まらないようにして、
無理をせず、
目の前の”やれること”だけに集中して、
一所懸命に愚直に生きることである。