第4,037号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー36-

 

「賞与の査定に響くから・・・・」
彼の問題は仕事上でのケアレスミスが多いかったこと。
それは、
」が充実してないことが原因。
簡単に言うなら”やる気が失せていた状態”が続いていた。
では、
その「」が充実していない原因は?
実はご本人の健康状態にあった。
もともと健康状態が悪かったわけではない。
さらに話を聞いていくと・・・親御さんの介護が出てきた。
毎日の親御さんの世話で、
帰宅しても多くの雑用が待っていて、
ゆっくりと休めなかったそうである。
眠れない日が続き、
毎晩毎晩、
過ぎた量の
アルコールを摂取しないと眠れなくなったそうだ。
いつしか肝機能が低下し集中力に欠け、
ボッーとする日が多くなったという。

自分の健康状態が思わすしくなくなり、
このままでは解雇されてしまうかもしれないという不安も出てきたそうだ。
それを彼は・・・・
判断を誤り、
自分を偽って、
何も問題など抱えていない自分を演じてやり過ごそうとした。。

その後、
彼の健康を第一に考え、
社長を含め、
幹部社員で彼の人事異動を行うことになった。
この時もまた彼は、
その現象を後ろ向きにとらえた。
そして私にこういうメールが届いた。
『先生の言うとおりに、
正直に現状をお話したら異動させられました。
このまま解雇になるんでしょうかね?』
すぐさま彼に電話をし、
ことの真意を告げたが、
どうも納得した気配は感じられなかった。

人は目の前に起こる”現象”の受け止め方でその先が決ってくる
人生では、
目の前に起きていることが事実なのではなく、
それをどう受け止めていくかだけが事実になる
彼は私のセミナー受講生でもあるので、
もう一度、
原理原則」の考え方について話すことになった。

また明日。

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