第4,036号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー35-

 

私からカウンセリングを受けながら、
その時の彼の気持ちを一緒に振り返ってもらった。

上司からいつもと様子が違うので、
『大丈夫か?』と問われ、
『大丈夫です』と安直に答えを出した彼。
その本意はいったいどこにあったのか?
それを聞いてみると・・・・、
最初は、
『ご心配をかけてもいけないので・・・・』
ここがすでに大間違いだ。
上司は「部下」の健康状態を管理するのも仕事。

例えは少し悪いが、
部下」である彼が、
上司から今の状態を問われ、
『大丈夫です』と応えたのは、
工場内の機械を点検に来た上司が、
『機械の調子はどうだ大丈夫か?』と確認したのと同じこと。
しかも、
上司が機械の状態を見ると、
少し異音がしていつもと様子が違うと確信した。
確信したからこそ『大丈夫か?』と、
担当者に確認した。
担当者は『大丈夫です』と安直に応えたが、
その結果、
不具合が生じて、
3日間稼働停止になってしまった。

私はこの話を、
『これは君がしたことと全く同じなんだよ』と伝えると、
やっと本音を語り始めた。
『このぐらいで休むわけにはいかないんです・・・。
もうじき賞与の査定日でしたし・・・・』
『前にも・・・そういうコトで評価が下がったことが・・・』

彼の大きな勘違いと思い込み。
後から上司に確認すると、
評価が下がった原因は全く別のところにある。

続きはまた明日のブログで。

 

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