第4,035号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」        ー34-

 

職場内の”小さな隠し事”。
よくあるのがこういう事例だ。
出社してきた部下に、
『今日は元気が無いけど大丈夫か?』と上司が声をかける。
私の顧問先でもよく見かける光景だが、
こんな時、
ほとんどの「部下」と呼ばれる人が、
『あっ・・・大丈夫ですぅ~』と力なく応えている。
そばにいた私も彼の様子は明らかに”いつもと違う”。
『本当に大丈夫?』と私が聞きなおすと、
『はい・・・本当に大丈夫ですぅ~』とまた力ない返事。
念のために検温をさせると・・・・7度9分。
怠いわけだ。
それでも彼は・・・まだ、
『あっ・・・大丈夫ですぅ~』と繰り返す。
こういう”小さな隠し事”はあとで必ず大きな問題になる。
本人はこういうコトを繰り返すうちに、
何かあると、
『俺は体調が悪くても頑張っているのにぃ~』と勝手に思い込んでいく。

この時、
私は上司に言ってこの「部下」を早退させた。
案の定、
それから3日間、
彼は欠勤をしたが、
回復して出てきた時に、
彼の上司立会いの下で、
この「部下」に対するカウンセリングを実施し、
彼にこう伝えた。
『体調が思わしくない。
思わしくない”というのは通常と違うということ。
こういう時は自分から申し出るように』と。
すると彼は、
『はい』と返事はしたものの、
『大丈夫です』と意味不明なことを口にしてきた。
何が大丈夫なのか?」
それを問いただすと、
『あのくらいの熱なら・・・・』
でも、
医者に行き、
診察した結果、
3日欠勤した。

だから私は彼にこう伝えた。
『そうか解った。
それならこれからは、
〇〇課長に「大丈夫か?」といわれないようにしてください。
「大丈夫か?」と尋ねるのはどこか異常を感じているからです。
今後は「大丈夫か?」と聞かれた時点で早退するように・・・』

なぜ彼は『大丈夫です』と応えたのか?
続きはまた明日。

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