《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」 ー37-
人生や仕事をする上での「思考(考え)」基準は、
いつも言っているけど
あくまでも「自分目線」が大切。
人は”自分のためにしか行動しない”。
チョッとさみしい感じの響きに聞こえるかもしれないが、
「社会を幸せで満たすために仕事をする」
「誰に役に立ってこその仕事」
「私欲よりも利他の精神で!」
こういう言葉はよく耳にするが、
どうもこれを表面的にだけ受け止めている人が多くいる。
先日もTVで格安の飲食店の放送をしているのを見ると、
『こんなに安くして儲けはあるんですか?』
『いやぁ~全くの赤字ですがお客様に喜んでいただければ・・・』・・・・と、
こんな受け答えをしていた経営者がいたが、
赤字でビジネスする者などこの世にいない(笑。
それではビジネスにならない。
その扱い商品そのものは赤字かもしれないが、
”アドオンセールス(付属商品)”で、
その分の利益まで確保している。
いわゆるスーパーで、
「1,000以上お買い上げの方に限り卵1パック90円」という、
マーケティングでいうところの、
”フロントエンド商品”といわれるものだが、
これと同じように、
「お客様のお役に立てば赤字でも!」と嘯く人は、
必ず、
その”フロントエンド商品”の裏にしっかりと儲けを考えた、
商品群を仕掛けている。
大切なのは、
「誰かの役に立つ」とか、
「世の中のために」と声を大にしてアピールする前に、
しっかりと、
「自分の”やれること”を徹底してやり抜いているか?」
この一点が問われるだけだ。
これが、
人生やビジネスで基本的に重要な「思考(考え)の基準」。
”お客様目線”で、
”他人目線”でと、
さも誰かのために動いているような言葉を口にする前に、
常に「自分目線」で自分と真正面から向き合いながら生きろ。