《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー43-
15~6年前頃か?
”劇場化ビジネス”などという言葉が流行った時がある。
これは簡単にいうなら、
働く現場は、
全て従業員にとっては”ステージ”と同じという考え方で、
そこでのパフォーマンスの最大化こそが、
お客様を引き付けることになるという考え方だが、
この”パフォーマンス”を、
どうもその一遍だけを見つめてしまう人も多くいた。
”パフォーマンス”にはこんな意味がある。
表現。
出来栄え。
才能。
成果。
功績。
主張。
性能・・・・etc。
コロナの影響もあり、
今の世の中は「感動の需要と供給」のバランスが崩れている。
在宅が多くなり、
改めて絆を強くむんだ夫婦もいれば離婚も増えている。
企業内では、
批評は出来ても”評価”のできない管理職が多く出たり。
対面対人対応能力が低下して精神疾患を患う若者が増えたりし、
人々の求めるところは、
”表面的なパフォーマンス”ではなく、
その裏側に隠れている
「人の本質」を求める傾向が強まっている。
例えば、
店舗での笑顔が素晴らしい人も、
裏の休憩室での過ごし方や、
チョッとした報・連・相の向き合い方などで、
その”笑顔の裏側”が見られてしまったりする。
確かに接客や営業に限らず、
人と相対しながら行うことは全て「自己表現力」が大切になる。
でもその表現が薄っぺらな表向きのことだけに傾いていると、
相手はそんな薄紙を突き抜けて、
もっともっと奥底を覗き見ようとしているということ。
言い替えるなら、
今の時代は”劇場化ビジネス”では「関係性」は築けない。
必要なのは「生き様ビジネス」の時代になっているといえる。