第3,900号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー41-

 

TVのCMを見ていると、
「お客様満足度№1
「リピート率№1
「売上№!」・・・・・と、
どこかで”№1”を表示すれば顧客は安心すると思い込んでいる。
でもよく考えてみることだ。
この世の中に”№1”でいられるのはその時だけの一時的な”現象”にしかすぎない
あの読売巨人軍でさえ9連覇。
長い野球の歴史の中でたったの9年連続ということ。
日本一を目指したり、
世界一を看板にしている企業は多くあるが、
永遠に”№1”が続くことは無い。
それは歴史が物語っている。
ビジネスの世界でも、
優勝劣敗」と”№1”を目指す人がいるが、
それを口にする人や企業は、
それを客寄せの””としているだけのこと。
中身の無い薄っぺらな自分の姿を物語っているのと同じだ。

世の中の主役は一定ではない。
これは自然界に生きるモノの「原理原則」ともいえる。
主役は常に交代しながら時は流れていくものだ。
梅の次は桃。
その次には桜が控え、
桜の後には美しき緑の葉桜になり、
紫陽花が咲いた後には向日葵が太陽の光を意の一番に受ける。
そして向日葵が去るとコスモスが咲き、
やがて色づく紅葉が主役の時がきて、
最後は真っ白な雪が全てを覆って休ませてくれる。

私達の生きる人生もこれと同じだ。
時に逆風に吹かれ立ち向かわなくてはならない自分がいたり、
時に凹んで落ち込んだ惨めと感じる自分がいたり。
時にその存在が他の人に勇気や気付きを与え、
感動伝道者”として「感導力」を発揮する自分がいたりする。

演劇の世界でも、
同じ役柄ばかりをしていると芸域が狭まるという。
人生という舞台も、
いろいろな役柄を経験することで、
結果として、
他人様に与える影響力も高まっていくのではないだろうか?

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