《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「未来を好転させるチョッとした”コツ”」　　ー17－

人との”出逢い”は、
出逢った瞬間よりも別れ際が大切だ。
これはどんな相手にも言える。
お客様。
取引先。
友人。
家族。
恋人。
人は他人（自分以外）の人間と向き合っている時、
相手がよほどの信頼関係に無い限り、
そこには緊張感が必ず発生している。
「相手に良く思われたい」
「相手に良い人だと印象付けたい」
「相手に優しい人だと感じてもらいたい」
「相手に頼れる人だと感じてもらいたい」
こういう気持ちの中で、
どんなに笑顔を振りましても、
心の奥底には、
上記したように・・・・「・・・・もらいたい」、
「・・・・たい」といった自我が渦巻き、
それを隠すための緊張感に苛まれているのが私達。

だから、
人と合ったら、
『やぁ～久しぶりぇ～』と満面の笑顔で近寄ってくる姿より、
『今日はありがとう。またね』と、
別れた直後の表情にその人の本音が見え隠れする。

サービス業なら、
そんなお客様との接客直後の表情。
お客様の帰り際の表情を見れば、
次また来ていただける方か否かが一目瞭然、
手に取るように判るものだ。

だから、
”笑顔”って、
出逢いの最初に第一印象を良くするために出す笑顔より、
最後の別れの言葉を交わす時の笑顔の方がより大切になる。