《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「原理原則で生きると上手くいくようにできている」-31-
私達の行動原点は全てが”欲”で動いている。
ボランティアでさえ、
『良いことをしたという気分に浸りたい!』
そんな”欲”がベースになっている。
おそらくは全ての行動原点がここにある。
でも「欲」というと、
強欲、
貪欲、
私欲とあまり良いイメージにはつながり難い。
もし、
この「欲」が無かったら、
おそらくは何もしないなり、
私達の行動原点は「欲」ではなく
「本能」に代わることになる。
そうなると、
ほとんどの人間が、
マズローのいうところの、
”生理的欲求”と”安全の欲求”・・・・。
このあたりで、
止まってしまうことになるのだろう。
私達は前に進むことはできない。
進化もなくなれば、
発展もなくなるだろう。
”欲”・・・これをもう少し「原理原則論」で掘り下げてみると、
希望?
願望?
熱望?
煩悩?
きっと、
”欲望”とは「可能性」なんだと判断できる。
先のことなど誰にも判らない。
未来には、
希望も、
願望も、
熱望も存在してなどいない。
未来に存在するものはただ一つだけ・・・「可能性」。
その”未来”につながっているのがこの”瞬間”。
だから、
夢など追いかけちゃいけないんだ。
この瞬間瞬間に感謝して、
精一杯生きるだけで十分なんだ。
『今の若い人は夢を持っていない!』と語る人がいるけど、
夢など追わない姿、
私はそれが正しい姿だと思う。
今この瞬間に感謝していれば、
『未来はこうありたい!』などという願望は抱かない。
これも”真理=《原理原則》”だ。