第3,792号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-45-

 

私達の感情が求めるものの代表的なものは3つある。

一つ目は、
≪”評価を求める感情」≫

自分のやっていること、
自分が考えていることを、
他人はどう受け止めてくれていてどう感じているのか?
どう評価しているのか?
自己愛」のしっかりとしている人はこれが少ない。
評価対象は常に昨日の自分という基準を持っているから。
ところが、
自己愛」が歪んでしまうと、
他人の評価が気になって仕方がなくなる。
そうなると、
『凄いねぇ~』
『素晴らしいねぇ~』と言われないでいると、
『まだまだダメなんだぁ~』という心理が働き、
いつしか、
取組んでいるコトそのものが目的ではなくなっていき、
他の人からどういう評価をもらうか?”が目的になっていく。
こうなると、
昨日のブログでもお話しした”手段”に走るようになり、
それがエスカレートしていくと、
職場でいうなら、
自分の評価権限を持っている上司の前だけとか、
お店に出ると、
お客様の前では満面の笑顔に満ち溢れ、
立ち姿も美しく、
作業もてきぱきとこなすのに、
休憩時間になると、
周囲への気配りも消え、
足組んだままくわえ煙草をふかし、
品格も何も失った状態にいる自分にさえ気付けない。

こういう人は「自己愛」に関しても、
『私”自己愛”ありますよ。満たされてますから・・・』と、
自己愛」という言葉の真意さえ理解できず、
求めるところはいつも、
お金や、
環境、
子供の入る学校や、
有名になれるかなれないか?といった、
相対的”なモノやコトだけを追い求めていきていることにも
気付けなくなっていく。

 

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