《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能！」－40－

このシリーズでお伝えしている「感情の整理」というのは、
無理して「感情」を抑えろということではない。
私達は”感情の生き物”である以上、
無理に「感情」を抑制しようとしたり、
逆に、
無理して「感情」を高めようとしたりすれば、
間違いなくストレスを溜め込んでいってしまう。
ほら！
大きな声を出して行う研修なんかそうでしょ。
自分では精一杯の思いで出していても、
『声が小さーい！』なんてすごい形相で睨まれると、
もう「やる気」なんて吹っ飛んで、
”やらされ感情”でパンパンになってきたでしょ(笑。
あれは、
自分の「感情」を無理にコントロールしようとしている姿。

「感情の整理」がやれずに、
無理に自分の「感情」を”コントロール”しようとすると、
私達の身体はフットワークを欠きはじめてくる。
『声が小さーい！』と講師が叫ぶと、
思わず身を縮めるような意識が生まれ、
講師と目線が合わないようにした経験もおありでしょ（笑。
”フットワークの悪さ”とはあの感覚をいう。

人生は常に”フットワーク”を軽くしておくことだ。
”フットワークを軽くする”と、
自分の「感情」にメリハリが生まれてくる。
少し身体が重いと感じたら歩いてみる。
チョッと気になる店を見つけたら入ってみる。
歩き過ぎて疲れを感じたら、
『あぁ～疲れたぁ~』と大きな声にして出せば良い。
これは仕事でも同じだ。
一つのことをやり遂げたら、
『あぁ～やったぁ～終わったぁ~！』と口に出すことだ。

人は言葉にして口に出すことではじめて「自覚」が目覚める。
呑み過ぎた翌日は、
『あぁ～昨夜は呑み過ぎたぁ~！』と自覚するから、
翌日は、
『今夜は控えめにしよう！』という「感情」が生み出される。

これが「感情の整理」ということ。