《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-15-
人間なんて不完全の極みだから、
全てにおいて完璧な人などいない。
時間には細かいけど、
整理整頓のやれない生活環境のルーズな人。
逆に、
もの凄く奇麗好きで、
デスクの上やロッカーなどはきちんとしているのに、
時間にはルーズな人。
いろいろなタイプの人がいる。
”悪感情”に支配されやすい人の特徴は、
この原理原則が理解できていない人が多い。
つまり、
ある神経が突出している人というのは、
その神経を逆なでするような状況や人を目の前にすると、
『なんでこいつはこんなにだらしないんだぁ~』と、
それが抑えきれずに、
”悪感情”がメラメラと湧きだしてきてしまう。
自分は○○に関しては、
他の人よりチョッと神経質なところがあることを自覚できれば、
この”悪感情”を湧きださせることも少ないはずだが、
”悪感情”が起きやすい人は、
自分のそういう突出した性格があることを認めることは少ない。
なぜなら自分がそれを自覚できていないから。
奇麗にすることはあたりまえ。
時間も1秒は1秒とまで言い切ったりし、
自分よりも、
周囲の他人が性格的な偏りがあると思い込んでいる。
こういうことだけに限らないが、
人間は、
自分が「こうだ!」と決めたことが”正しい”と思い込むと、
全ての「非」は他人にあると思い込む。
「感情を整理する」とは、
そういう自分を時折でいいから見直すことだ。
”見直す”とは、
外から自分を観察するイメージで向き合ってみればすぐに判る。